人間改造講座 心の法則A 総括編
あなたの中にある花を咲かせましょう!
本講座を開始するにあたって、二、三の注意事項と「心の法則」について述べることに致します。期間は1年間コース。1カ月毎に11回にわたって、各カリキュラムのCDを聞いてもらい、その内容に従って実修していって頂きます。
但し、第一カリキュラムに限り、その一、その二があり、その二についてはCDではなく、印刷物の「経絡体操」をお送り致しておりますので、それに従って下さい。
ここで、最も注意しなければならないことは、前のカリキュラムが終了しない限り、絶対に次のカリキュラムに進んではならないということです。つまり、1カ月経たないことには、次のカリキュラムの内容は絶対に分からないシステムになっているのです。
とは言え、皆様にお送りしているCDには、第一カリキュラム、第二カリキュラムといった具合に2つのカリキュラムが同時に吹き込まれていますので、くれぐれも続けて両方を聞かれることのないようにご注意下さい。
中には、別に構わないじゃないかと思われる方があるかもしれませんが、それは効果に大きな差が生じてきますので、絶対に行なってはいけません。なぜなら、次のカリキュラムの内容を知ってしまうと、そちらの方に心が行ってしまい、今やるべきことに力が入らないといったことが起こってくるからです。
しかも、順序正しく行なっていかないと、逆効果が出ることもあるため、皆様は指示の通り一歩ずつ確実な歩みを踏んでいって下さい。
受講期間中、内容で不明な点があればいつでもお答え致しますので、電話か、メールか手紙にてご質問下さい。尚、電話に関しては出来るだけ午前10時から午後1時の間にかけて頂きますようご協力下さい。
またカリキュラムの内容については、余程記憶力がよくない限り必ずノートに取って整理し、自分流に実修を忘れないための方法、例えばメモ書きを常時持ち歩く等の法をとって実践し続けて下さい。
では次に、効果について説明します。その出方は人によってまちまちなのですが、最も大きいのは怒りの感情が消えていくことです。
実修前は自分ながらうんざりしていた短気、癇癪が嘘のように弱くなり、遂には消えてしまうまでに至ります。早い人は開始したその日に体験することでしょう。又、あなたはとても優しくなります。それでいて物事に動じない冷静な自分が生じてくるでしょう。それまでのイライラや不安が嘘のように消えていきます。
そして特筆すべきは、持病が改善していくという事実です。それは当然のことで、かの生理学者のセリエは病気の大半が心因性のものであると断言しています。外傷を受けた様なものでない限り、ほぼ100%の病気は自分のマイナスの心が作り上げたものだと言うのです。
そのため、このマイナスの心を消し去ってしまう本講座を受講した人は、皆心が原因の病気が治り始める訳です。特に、10年も20年も、或いは50年も続いている慢性病に大変効くことも分かっています。あの誰もが恐れる癌すらにも、心の安定が免疫力を賦活させて抵抗力を増し、改善させていくことが既に証明されています。
それは、病気というものが、自分の偏ったものの見方、考え方、感じ方から生じたものであるからです。
この他、劣等感や対人恐怖、倦怠感、無気力、赤面、家庭不和、悪しき人間関係の改善から、事業の成功や出世、入試の合格まで、幅広い効果を現してきます。特に、成功法には力を入れていますので是非ものにして下さい。もちろん頭もよくなります。
今話題になっている霊の障りもこれをやることで消し去ることが出来ます。霊障はなぜ生じるか分かりますか。それは、自分の心の中にあるマイナスの因子と迷っている霊の波長とがピッタリ合ったためなのです。ですから、そのマイナスの心さえ取り去ってしまえば、もはや霊障など恐るるに足りません。それどころか、直感が強い体質の方の中には、いわゆる霊感や超能力を身につける人もいるくらいです。
一般の人はそこまで行かなくても、心身共に健康で明るい日々を送ることが出来るようになります。第一、ものの見方、考え方が大変違ってきます。それまでの偏狭な自分が嘘のように大きくなっていくことに気付けます。
特に、本質的な意味で頭のよい人は驚異的な頭脳の発達に感激するでしょう。それは本講座が大脳の誤った部分の記憶修正でありながらも、同時に高い意識を司る間脳の開発に他ならないからです。きっと、この大宇宙の神秘に触れることが出来るに違いありません。
ひとえにあなたの素直な心と毎日の実修とによってそれらは実現します。
この講座に出会った限り、必ずあなたは変わります。もし変わらない人がいたとしたならば、それは本講座を知識として学んだだけで、実践を行なわなかった人です。
これは自分を変革するための技術です。学問ではありません。只黙って実践あるのみです。毎日30分から1時間を要するに過ぎません。しかも、寝ながらにして誰にでも出来るという画期的なものばかりです。
効果は第一カリキュラムあたりからぼつぼつ出て来ます。早い人では開始した途端に生じる場合もあり、人により遅い速いがあります。
最大のポイントは、全カリキュラムが終了するまで疑ったり批判せず、絶対信じて実行することです。これ以外にありません。疑って実修する人には絶対に効果が出ないということも断言しておきます。ですから、同じ実修するのなら、効果のある方がよいに決まっています。素直な気持ちで行なって下さい。
さて、これから1年間にわたって人間改造を実践していって頂く訳ですが、本講座の内容について、各カリキュラムのメインテーマをここに紹介しておきましょう。
第一カリキュラムでは、本講座の中核をなす「自観法」と呼ばれる秘伝をお伝えします。これは自分の「自」に、観察の「観」と書いて「自観法」と言うのですが、古くは仙道に伝えられてきたものを、現代心理学と融合させてお授けするものです。これに精通すれば、いかなる坐禅・瞑想もかなわないほどの境地に達することが出来ます。そして、もう一つの柱が「イメージング」と私が名付けた願望達成法です。このコツをマスターすれば、あなたの望みはいかなるものも必ずや実現するに違いない。
第二カリキュラムでは、大半の病気に改善効果を出す「万病治癒の法」や健康と運勢に大きな関わりを持つ「食事法」等についてお伝えします。
第三カリキュラムでは、過去からの大きな障害であった心のシコリを怒濤の如き自観法で一気に消し去ってしまう「ダイナミック内観」や、日常生活で大いに利用価値が高い「悩み解消法」等を伝授します。
第四カリキュラムでは、不可思議な潜在的体の欲求を発現させ心と体の正常化をはかる「大発散運動」や、十五分間で二時間の睡眠にも匹敵するという「大リラックス法」等を授けます。
第五カリキュラムでは、一日を回顧する形での特殊な「記憶と認識力の強化法」や、極めて難しい「一秒禅の法」を伝授。その他、「自己美点の認識」等で前半を終了します。
第六カリキュラムでは、いかに自分が人生を生き切ってきたかを確信する過去の「障害解決の認識」や、若い女性には是非に修得して頂きたい「恋愛成就の法」、「鏡の魔術」等をお伝え致します。
第七カリキュラムでは、家庭で出来る本格的な坐禅・瞑想のための「坐法」を詳細にわたって指導し、また「夢コントロールの法」等を伝授します。
第八カリキュラムでは、仙道に伝わる悟(さとり)への行法を、ヨーガと合致させながらお伝えする「小周天」と「大周天」、これはあなたが真剣に超能力を身につけたいと考えるならば、五年以内にそうなるであろうという非常に優れた秘伝です。
第九カリキュラムでは、この世が囚われの心では見てはならない「空」の世界であることを悟るための坐法、「修源之大法」を説明します。この修得は甚だ至難です。又「一点凝視の法」、「手かざしの法」の指導によって、あなたは一気に神秘な体験をし始めるでしょう。
第十カリキュラムでは、正式な形でこの肉体から魂を脱出させるという「幽体離脱の法」、そして至難中の至難「出神の法」を初行としてそのさわりだけお伝え致します。ここまで出来るようになると、最早あなたはただ者ではなくなります。
以上簡単ながら説明と致しますが、本講座が1年間かけてお伝えする秘伝の数は、何と40を越えるという大変な量です。
この種の講座を開講しているところで、これだけの内容を持っているところは、まず他に無いだろうと自負しています。しかも、これほど受講料が安いところもありません。それだけに皆さんの向上心を、そして努力を切に期待するところです。
『心の法則』
さて、いよいよ「心の法則」について述べることにしましょう。あなたは、新しいカリキュラムに進む際には必ずこの「心の法則」のAかBの一方を先に聞く習慣をつけて下さい。
では、あなたは自分の心理状態について少し反省をしながら聞いて下さい。心理状態とは、本講座の基本法則に対する認識の有無と言うことが出来ます。要するに、本講座の姿勢を理解しているか、或いは理解していないかということです。
本講座の基本内容は「自観法」という大変すばらしい自己観察法と、願望を達成させる「イメージング」、それに自分の器を大きくする「感謝行」や、心身を高度に鍛え上げる「小周天」。そして、最高の境地に到らしめる「修源之大法」です。もちろん、その他にも、もっと素晴らしいものがあるのですが、皆さんに最も効果が出易いものは、以上のものです。もっとも、「修源之大法」に関しては、時間を必要としますが。
あなたは、これから先、数ヶ月に亘って「イメージング」を繰り返していきます。あるいは、これまで数ヶ月に亘って、「イメージング」を繰り返して来たわけですが、いまひとつ、願望実現への実感が弱いのでは、ありませんか?
それどころか、何度やってもピンと来ないという人さえたまにいます。それはどうしてでしょうか。あなたはその原因を考えられたことがあるでしょうか。
そこで、あなたがきっと陥っているであろう一つの原因について述べることにしましょう。それはセンチメンタリズム、すなわち感傷と呼ばれるものです。
あなたは、人生において自分が不幸になることを、惨めになることを、失敗者になることを、実は望んでいるのではないでしょうか。もちろん、そんなことはあり得ないとあなたは言われるでしょう。
ところがよく考えてみて下さい。あなたは一人でいる時、心の中でこんなことを言っていませんか。「どうせ自分は頭も悪いし容姿も悪い、それに誰からも認めてもらえない。何て哀れな奴なんだろう。ああかわいそうに、世界の不幸は全部自分が背負っているんだ」と。そして、あなたは又もや「何て自分はかわいそうなんだろう」と、さも天上の神様があなたに同情するかの如きに自分自身を哀れんではいないでしょうか。
又、諸々の艱難に出会い続けている自分に、「自分こそがスクリーンの悲劇のヒロインなのだ」と悪い意味の喜びに浸っているのではないでしょうか。或いは「苦しみが続くことは人生にとって重要なことであり、これによって成長するんだ」と、いたずらに苦労を呼び込んではいないでしょうか。
そして又、こんな人もいます。「自分はネクラだからネアカになりたい」と言いながら、その実「ネクラの方が全ての現実から逃避出来て楽だ。だからネクラで通しておこう」という実に怠惰な思考構造が潜在意識の中で出来上がっていたりもするのです。
つまり、幸福に近づくことによって却って不安を感じてしまうというもので、フロイトはこれを「運命精神症」と呼びました。運命精神症とは物事が成就しそうになると、無意識の内にそれを否定し、中途挫折してしまう人の症状です。運命学ではこれを「中途挫折の因縁あり」と言います。
きっとあなたもこのどれかに当てはまるに違いありません。だから、いま一つうまく出来なかったのです。自分が不幸になることを心の奥で喜んでいるような歪んだ性格は、まさに正さねばなりません。
そのような心は徹底的に自観すべきです。自観し尽くして消し去ってしまいなさい。そうすれば、あなたはもっと積極的なイメージング、その他を繰り返すことが出来るようになるでしょう。
センチメンタルになってはいけません、若い女の人よ、一人ベッドの中で涙するのはおやめなさい。その涙は決してあなたの希望を実現させることはない。それどころか、あなたが勝手に想像した偽りの出来事が、正に現実となるだけなのですから。ワッと泣いて大発散を行なったものならまだよいが、シクシクと泣く行為は悲劇のシナリオを書き上げていることに他ならないのです。
さも哲学者が如き渋面をして「生きるとは」と考えている男性諸氏よ。その渋面からは決して明るく楽しい答えは導き出されることはないでしょう。
なぜなら、額にしわを寄せて真剣に考えごとを行なっている自分に、あなたは酔ってしまっているからです。ロダンの『考える人』の如きにあなたは顎に手を当てて肘をつき、あてどもない妄想遊戯に一人戯れ、その孤独な哲学者をその瞼に描くことで、人生の重さとオーバーラップさせてしまっているのです。「ああ、自分は何と重く苦しい人生を歩んでいるのだろう。人生とは苦しいものよ。苦しいからこそ社会の実態を知ることが出来るのだ」などと穿ったことを言い、哲学者となり切った自分に酔いしれているのです。
だが、そこから生まれるのは安っぽいセンチメンタリズムでしかないのです。過去の人物や文明の暗く切ない最期に自己を投影したところで、そこから何が生まれよう。下らぬ自己満足だけが明日を迎え入れ、新たな今日を再びと無意味なものとしてしまうのです。暗く切ない哲学者からは希望の無い明日しか生まれてこないのです。
だからこの辺で、あなたの心に描く人生ストーリーはもっとハッピーで明るいものでなければなりません。それが目には見えない「心の法則」なのです。
リンゴが大地に落ちるという「物の法則」があるように、あなたの心にも「心の法則」があることを忘れてはなりません。心のことは、この心の法則に照らし合わせて行なっていくしかないのです。それ以外の法則に従わせようとすると、心は病気となり、人生は闇となるのです。既にあなたは、あなた自身が体験したことで、既に知っているはずではありませんか。同じ失敗を何度でも繰り返すのは、決して利巧なことではありません。
では、如何に「心の法則」が重要か説明しましょう。
NASAで採用され、話題となったトーチェ理論で知られる哲学者のJ.C.トーチェ氏は、一九五九年に実際に起こった二つの興味深い例を紹介し、心の法則に従うことの重要性を指摘しています。
その出来事とは、一つはアメリカでのこと。毒蛇の認識の無い幼児が噛まれることなくその毒蛇と遊んでいた時、それを見た母親の金切り声でその蛇が大変怖いものだということを知り、その瞬間に噛まれてしまったというのです。その子供が抱いた恐怖心が潜在意識を通して毒蛇に同じ恐怖心を呼び起こさせ、噛むという行為を行なわせたのです。
そして、もう一つの例はフランスでのこと。二人の酔っぱらいがドアだと思って四階の窓から下に落ちてしまったのですが、救助に来た人にちょっと足を踏み外しただけだ、と千鳥足でそのまま帰宅してしまったというのです。もちろん、これは珍しいケースではあるでしょうが、ドアの敷居につまずいたくらいの全く不安の無い潜在意識が、無意識のままに身を守る動作をさせたからに他ならないのです。彼らが正気だったならば、その身は硬直し受け身も取れずに、重症を負ったことは間違いありません。
この奇跡と言える事例は、決してこの二件に限ったものではなく、毎年新聞雑誌等で結構話題に上がっている内容ではあるのです。
ではその奇跡の原因はと言えば、全て潜在意識にあるのです。通常なら現れるはずの恐怖感が酒に酔って消されてしまったり、或いは幼少のために生じなかったりして、自分だけは死なない的なある種の絶対的な意識が働いて助けてくれたのです。
このような心の法則に気付かねばなりません。これは瞬間的に生じたことですが、人生という長い旅路も実はこの瞬間瞬間の積み重ねだということなのです。
ですから、あなたが心の中に不安や、恐怖や、怒りといったマイナスの意識を持つと、それは潜在意識にインプットされ、遂には実現させてしまうのです。
ところが、逆にプラスの意識を持ち続けると、それは同様にして幸福な人生を築いてくれることになるのです。それならば、プラスの意識を持ち続けるに越したことはありません。
又一つ、実例を紹介しましょう。イギリス、オックスフォード大学で行なわれた心理実験でのことです。被験者が目の前にあるナイフに向かって思念を集中し、頭の中にナイフをイメージしている状態で、その被験者の額に向かって写真を撮ったところ。その額部分にはっきりとナイフが写っていたというのです。
脳波は放射粒子や波形によって構成されていると言われていますが、そのエネルギー粒子がナイフの形をした磁場を形成していたということなのです。
これはどういうことを意味するかと言えば、人の意識は単に脳細胞の中だけで活動するのではなく、電気的な力として外部にも働きかけるということなのです。ですから、人の心は自分の内側だけに存在し影響するだけではなく、外部にも作用し、遂には他人の心にまで影響を与えるということを意味するのです。
この実験と関連して、私が以前、日本超科学会会長で工学博士の橋本健氏とお会いした時のことを紹介しましょう。氏はこの分野では、知らない人がいない人物です。
さて、氏は「サボテンにも心がある」という実験で、テレビ等にも頻繁に出演されたものです。その実験の内容は、サボテンに嘘発見器を取り付けた上で、氏がサボテンに優しく接すると優しい電気反応を示し、火等を近付けると激しい乱れた電気反応を示すというものでした。特にテレビ局を始め視聴者がびっくりしたのは、人が歌を歌うとそれに合わせてサボテンがさも歌っているかの如き反応を示した時でした。明らかに歌っているとしか思えないものでした。
そこで氏は「サボテンにも心があるんですね」と語っていたのですが、その点についてお会いした時に問い質してみたのです。「あれはサボテンに魂が存在するからではなく、大自然の中のあらゆる物質が持つエネルギーの反応なのではありませんか」と。
すると氏は、しばらく沈黙した後、すぐに「あなたの言われる通りですね」とさすがに理解されました。すなわち、この現象は動植物に限らず、鉱物さえも保持する自己防衛本能としてのエネルギー作用なのです。そのことを即理解された氏はさすがです。
このことが何を意味するかと言えば、つまり、人が心に描いた想念は人や物に必ず影響を与えるということなのです。人の心がサボテンにさえ簡単に伝わっていくのですから、ましてや人同士の間にあっては、その心のエネルギーの伝達はもっと明確なものになるに違いありません。
あなたはこんな体験をしたことがあるでしょう。いつも陰気な友人のAさんのところへ遊びに行くと、玄関に入る前から何となく暗く、寂しい、不安な気持ちに支配されてしまう。ところが、陽気なBさんのところへ行くと、玄関先からすでに楽しさが伝わってくるという体験です。
別にAさんを悪く見ている訳ではないけれど、やっぱり気持ちが暗くなってしまうというものです。これは、その人の常に放っている想念が心的エネルギーとなって、その人の住居の内部に充満しているからなのです。
全く別なところでAさんとBさんに会った場合にはさほど感じられない違いも、住居内となると、そこに日々の想念が充満しているために、あなたの感覚に何とも言えない不快感、又は心地好さを与えてくれることになるのです。
もっとも、あなたが偏狭な心で好き嫌いになり、相手を指してあの人は良いエネルギーを出しているとか、悪いエネルギーに満ちているとかいうのは誤りですからご注意下さい。
とにもかくにも心の持ち方次第で、成功も、失敗も、幸福も、不幸も、あなたの自由だということなのです。このように誰しもが持つ心のエネルギーは、良い想念を持てば持つほどに、その人の人生を積極的なものに変え、さらには、あらゆる開運を可能とするのです。
では次に「開運」ということについて考えてみましょう。開運とはどういうことでしょうか。
開運とは、それまで自分が持っていた悪しき因縁を消し去って人生の障害を取り除き、新たに良い因縁を作り上げていくことに他なりません。
では、その悪しき因縁、良き因縁とは果たして何なのでしょうか。それは、心や体が出している潜在的エネルギーのことです。自分自身と外部に影響を与え続ける潜在的エネルギーは、潜在意識、更には深層意識から生じてきます。
深層意識、つまり種としての万古からの心=集合無意識については第一カリキュラム等で語っていますので、ここでは潜在意識の作用について述べることにしましょう。
潜在意識とは、たとえて言えば、川のようなものです。その大きさは個人によって全く異なります。川には多く物が流れ、その中には多くの生物が住んで、その命を育んでいます。大きく、そして澄んでいてスムーズに流れ行く川ほど多くの命を与え続けてくれます。
ところがこれとは逆に、小さな川で、しかも随所にデコボコや突起物等があったらどうでしょう。上流からは次々と小枝や葉っぱ、小石、泥等が流れて来るというのに、それらは突起物等につかえてしまい、それ以上先に流れなくなってしまいます。そして、ついには川を塞き止め、よどみ、全ての生命を絶えさせてしまうことにもなるのです。
すなわち、これが人生における苦労や障害に当たる訳ですが、川が塞き止められてしまっては、力強い心など現れてくるはずがありません。
良き心として作用する潜在意識とは、大きい川のたとえであり、悪しき心として作用する潜在意識とは、後者の小さな川を指している訳です。
つまり、心は広く大きいものほど一切のものにこだわることなく、全てを自然の流れのままに育んでいくのです。それとは逆に、小さな心というのは、小さな川のたとえのように、デコボコとしていて、他人や自分を刺すとげを持ち、執着、偏狭という心のシコリが、川を塞き止めた突起物のように、自分の本来あるべき姿、とても美しく希望に満ち溢れたあなたを塞き止めてしまうのです。そこには、最早澱みしかなく、そこからは命を生み出すエネルギーは放たれません。
あなたは心にとげを持ってはいけない。とげは多くの困難に突き刺さり、更に大きな苦悩を作り上げるだけなのですから。
この心の法則をしっかり頭の中に入れておくだけで、あなたの思考パターンは段々とプラスの方向に向いていくことになるのです。ここにこそ因縁因果の法則があり、開運成功の妙味があるのです。
このことに気付いた人達には、最早暗い人生はありません。これからは希望に満ち溢れた人生を歩み始めるのです。
あなたは必ず変わることが出来ます。そうなれると強く心の中に念じなさい。そうすれば心のエネルギーが体内より発動し、あなたは光明に満ち溢れた人生を歩み始めることになるのです。
あなたの未来は明るい、実にすばらしい出来事が、すでに待ち受け始めたのです。
あなたは必ず幸福になる!
あなたは必ず幸福になる!
そのシステムを惜しげもなく、私はあなたに伝授しているのです。あなたは貪欲なほどにこれらの秘伝を吸収してほしい。あなたが心から受け入れれば入れるほど、内なる光は輝き出し、宇宙に存する各種のエネルギーが、あなたの中に満ち満ちてくるでしょう。
求めよ、そうすれば与えられるであろう。
探せ、そうすれば見い出すであろう。
門を叩け、そうすれば開けてもらえるであろう。
大きく求めよ、そうすれば大いなる果報が、あなたに与えられるのである。
それ故決して小さく求めてはならない。
力強くあなたの心の門を叩け。
そうすればその重く固い扉も必ずや開くに違いない。
そこには燦然と輝く光がまし給うのです。
そこにこそ、あなたが一生を懸けて探さなければならない実在があります。あなたの本体があるのです。
本講座は最終段階に入ると、実に高度な瞑想法を指導します。それは余りに高度過ぎて、今のあなた方ではとても理解し難い境地を味合わせてくれます。その片鱗でも実際に体験可能とするために、あなたは今のカリキュラムを確実に修得していかなければなりません。
一日として休むことなく、最低でも一日三十分以上は実修し続けて下さい。
以上をもちまして「心の法則A 総括編」を終了します。続いてカリキュラムをお聞き下さい。
















